短期間でも痩せる?ケトジェニックダイエットとは?メリットやデメリットは?

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短期間でも痩せる?おすすめダイエットとは?

双子を産後、半年たっても全然体重が落ちていかない!

まだ一人残ってるの?と義母に嫌味を言われながら、どうにか痩せたいと実践したのは「ケトジェニックダイエット」でした。

栄養学から学び直し、ケトジェニックダイエットを実践し、長年の悪体質も改善し、希望体重を達成から1年以上たった今でも、ゆるケトしながら、体重や体質を維持しています。

育休明け、仕事復帰し、上司、同僚からは、「出産して、育児に疲れているかと思ったら、育休中に痩せた?若返った?きれいになった?」の驚きの声、それらのすべての秘密がケトジェニックダイエット(食事療法)にあります

ケトジェニックトジェニックダイエットとは?簡単?何をどうする?

ケトジェニックって何のこと?

ケトジェニックダイエットとは、脂肪細胞が分解され生成されるケトン体をぶどう糖(グルコース)の代替エネルギー源とする食事療法のことです。

通常、体は、糖質(グリコーゲン)をエネルギー源としています。それをグルコジェニックといいます。

そして、体内の糖質を枯渇させると、体は、脂肪細胞を分解し、ケトン体を生成させ、脂肪酸を基に体や脳を動かしていくということになります。

その状態がケトジェニックです。元々、100年以上前からアメリカで小児てんかんの治療食として知られてきました。

その食事療法に減量効果があるということで、話題になっています。

簡単にできるの?

摂取する栄養素の割合を変えるだけなので、ストイックに運動する必要もないですし、食べながら痩せるということが可能で比較的簡単に実践できると思います。

私は、ココナッツオイルやMCTオイルを利用することでさらに簡単にケトジェニックダイエットを継続することができました。

どうすればいいの?

今まで、私たちは、学校で、必要なカロリーに対し、3大栄養素を、炭水化物6割、タンパク質2割、脂質2割の割合で摂取するという風に学んできました。

ケトジェニックでは、グルコースを枯渇させて脂肪酸をケトン体に分解するので、割合としては、炭水化物1割、タンパク質2割、脂質7割で食事(摂取する食べ物)を考えていきます。

ケトジェニックダイエットのデメリットはある?

ケトジェニックダイエットを実践するにあたり、デメリットがあるなら先に知っておきたいですよね。何事も無理なく自分でできる範囲で継続が大事です。

体臭がきつくなる

ケトン体は、アセトン、アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸を総称した名称です。

アセトンはネイルされる方だと、よく聞くと思いますが、除光液です。とても体に悪い物質のように感じてしまいますが、アセトンは体に必要な成分として体内で生成されています。

お子様がいらっしゃるとお子様の汗のにおいが少しすっぱいにおいと感じることもあるのではないでしょうか。

摂取するものを選ぶ必要がある

ケトジェニックダイエットは3大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)の、炭水化物、糖質を控え、良質な脂質、タンパク質を摂取することが大切です。

自炊する分には、問題ないかと思いますが、昼食を外食で摂ろうと思うと、気軽に食べていた食事のほとんどが炭水化物だったことに気づかされます。

お肉を食べようにも丼スタイルだと大量の炭水化物も採ってしまうので、気軽に食事を摂るのが難しくなることは、デメリットといえるかもしれません。

お金がかかる

先ほども、気軽に食べられる食事のほとんどが炭水化物ということをお伝えしましたが、炭水化物にかかる費用よりも、脂質、タンパク質、野菜類にかかる費用の方が高単価です。

サラダやおかずでおなかをいっぱいにすることを考えると1食にかかる費用はあがってしまいます。

これらのデメリットを受け入れたとしても、ケトジェニックダイエットで得られるメリットの方がはるかに多いし、価値が高いと思います。

では、ケトジェニックダイエットでは、減量すること以外にどのようなメリットがあるのでしょうか。

ケトジェニックダイエットは減量以外にもメリットがある?

エネルギー源をハイブリットに?

ケトジェニックダイエットをおすすめするのは、減量以外のメリットもあるからなんです。

その一つが、エネルギー源をハイブリッドにできる点です。どういうことかというと、通常、糖質を脳のエネルギーとして使っており、グルコジェニックになっていますが、糖が枯渇することによって脂肪分が分解されケトン体が生成され、それがエネルギー源となってくれます。

そしてこのケトン体はグリコーゲンと比べるとハイパフォーマンスであるといわれています。妊婦後期になると赤ちゃん分の血液を輩出しなければならないため、体は自らケトジェニックな状態になっているといわれています。

血中のケトン体が2ミリモル程度(ケトジェニック2日目程度)になるとグルーコース50%、ケトン体50%で体が動くようになり、ハイブリッドな体を手に入れることができます。

老化を防げる?

減量以外にも、人間を老化させる「糖化」を防ぐことができます。

糖化とは、摂りすぎた糖分とタンパク質や脂質が結びついて、細胞を劣化させてしまう現象です。見た目の老化だけでなく、病気の原因にもなってしまいます。

炭水化物を抑えて、糖質を制限するケトジェニックで減量効果を得られるだけでなく、肌や血管、体の老化を防ぐことができます。

若返りのスイッチが入る?

糖化での老化防止効果もありながら、ケトジェニックで糖質制限して生成されるケトン体は、長寿遺伝子といわれるサーチュインを活性化してくれると言われています。

お肌や血管が若々しくなり、高齢期に罹るような病気(骨粗鬆症、アルツハイマー)を防いでくれるとも言われています。

お昼に食後の眠気とおさらば?

ケトジェニックなランチでは、炭水化物を控え、野菜とタンパク質、良質な脂質を摂ることをおすすめしています。

ランチの定番といえば、うどんにパスタ、パンや丼、、、と炭水化物のオンパレードになりがちですが、精製された小麦、米、砂糖は、血糖値を急激に上げてしまいます。そこで、出てくるのがインシュリンです。

血糖値を下げようと過剰分泌されると、急激な血糖値の低下により、極度の眠気に襲われてしまいます。しっかり、摂る食事を見直すだけで、厄介な食後の眠気とおさらばできます。

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この記事を書いた人

高齢出産で膨らんだ体が戻らず、悩み、栄養学から学び直し、3か月で15キロ減量し、長年の悪体質も改善させた3姉妹ママの健康ブログ

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